業務用炊飯器にはタイマーがありません。でもレバーを炊飯ポジションに下げた状態でスマートプラグをONにすると、通電と同時に炊飯が始まるという性質を使えば、Alexaで時間を指定して予約炊飯ができます。
タイガーJNO-A361-XS(2升炊き)を1年以上、1日2回以上この方法で使っています。店に着いた時点でご飯が炊きあがっている状態が毎日作れています。弱点も含めて正直に書きます。
前提:弁当屋にとって炊飯は仕込みの最初のステップ
私は人口5万人未満の地方都市で弁当・惣菜店を2店舗営んでいます(詳しくはこの人について)。弁当屋の仕込みは炊飯から始まります。ご飯が炊きあがっていないと盛り付けに入れないため、炊飯の完了タイミングが仕込み全体のスケジュールを決めます。
1日2回以上炊く量が必要で、家庭用炊飯器では容量が足りなくなりました。業務用に切り替えた結果、今はタイガーのJNO-A361-XSに落ち着いています。
タイガーJNO-A361-XSを選んだ理由
選んだ理由は大きく2つです。2升という容量がちょうど良かったことと、価格と機能のバランスです。
業務用炊飯器は1升から5升以上まで幅があります。私の製造規模では2升が1回の炊飯量としてちょうど良く、1升だと足りない、3升以上だと持て余すという判断でした。
メーカーはタイガーを選びましたが、比較検討に時間はかけていません。業務用厨房機器として流通量が多く、部品調達・修理対応の面でも安心できるブランドという判断です。
タイガー 業務用炊飯ジャー JNO-A361-XS(2升炊き)
弁当屋の1日2回以上の炊飯に対応。シンプルな構造で使いやすく、スマートプラグとの組み合わせで予約炊飯も実現できます。
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業務用炊飯器の多くは、家庭用にある「予約炊飯タイマー」を持っていません。このJNO-A361-XSもそうです。導入当初は開店の時間に合わせて早めに店に来て、手動でスイッチを入れていました。
この問題を解決したのがSwitchBotのスマートプラグとAlexaの組み合わせです。
仕組みはシンプルです。
- 前夜に米と水をセットし、炊飯器のスイッチレバーを炊飯ポジションに下げておく
- スマートプラグはOFF状態のまま(電気は通っていない)
- Alexaのルーティンで指定時間にスマートプラグをONにする
- 通電と同時に炊飯が始まり、店に着いた時点で炊きあがっている
このJNO-A361-XSはコンセントに電気が通った瞬間に、レバーが下がっていれば炊飯を開始するという動作をします。これがスマートプラグとの相性が良い理由です。なお、機器によってこの動作は異なるため、他の炊飯器で同じ方法を試す場合は事前に確認してください。
この仕組みを導入してから、炊飯のために早出する必要がなくなりました。SwitchBotのレビュー記事にも書いていますが、開店1時間前の早出がゼロになったのが一番大きな変化です。
1年以上使い続けている理由
業務用炊飯器として1年以上使い続けている理由は、毎日の炊飯を安定してこなしてくれることにつきます。特に派手な機能はありませんが、余計なことも起きない。業務の道具として信頼できます。
保温性能は十分で、炊きあがったご飯を開店まで保温していても短時間であれば品質は落ちません。ただし保温時間が長くなるほど底面の焦げは進むので、この点は後述します。
構造がシンプルなため分解して洗う部分も少なく、日々のメンテナンスに手間がかからないのも業務用として合理的です。
正直な弱点:底の焦げと洗いにくいパット
良いことだけ書くのは信用できないので、正直に書きます。
このJNO-A361-XSの一番の弱点は、底に焦げが付きやすいことです。付属のパット(底に敷くシート)を必ず使わないと、内釜の底に焦げがこびりつきます。
問題はこのパットが洗いにくいことです。素材の性質上、焦げが繊維に入り込みやすく、毎日の洗浄に地味に時間がかかります。「付属品を使えば解決する」と言えばそうなのですが、その付属品のメンテナンスが手間というのが正直なところです。
対策として、炊きあがり後に長時間保温しない運用にしています。使い切ったらすぐに内釜を洗う習慣にしてからは、焦げの付き方がだいぶ軽減されました。
まとめ:タイマーなしでも使える、業務の道具として信頼できる一台
タイガーJNO-A361-XSは「タイマーがない」という弱点がありますが、スマートプラグとAlexaを組み合わせることでその問題は解決できました。業務用炊飯器として1日2回以上の稼働に1年以上耐えており、道具としての信頼は十分です。
底の焦げとパットの洗いにくさは正直な弱点ですが、運用でカバーできる範囲です。タイマー機能を求めるなら、スマートプラグとの組み合わせを前提に選んでください。
タイガー 業務用炊飯ジャー JNO-A361-XS(2升炊き)
1日複数回の炊飯に対応する業務用。スマートプラグとの組み合わせで予約炊飯が実現できます。
Amazonで見る ※ 当サイトはアフィリエイト広告(Amazon.co.jp)を利用しています。よくある質問FAQ
業務用炊飯器にタイマーはありますか?
私が使っているタイガーJNO-A361-XSにはタイマー機能がありません。業務用炊飯器はシンプルな構造のものが多く、家庭用にある「予約炊飯タイマー」がないモデルが多いです。私はスマートプラグとAlexaを組み合わせてこの問題を解決しました。
業務用炊飯器をスマートプラグで予約炊飯する方法を教えてください。
「通電したら自動で炊飯が始まる」タイプの炊飯器であれば、スマートプラグと組み合わせて予約炊飯が実現できます。前夜に米と水をセットしてレバーを炊飯ポジションに下げておき、スマートプラグの電源をOFF状態にしておきます。Alexaのルーティンで指定時間にスマートプラグをONにすると、通電と同時に炊飯が始まります。機器の性質を確認してから試してください。
タイガーJNO-A361-XSは何升炊きですか?業務用に十分な容量ですか?
2升(3.6リットル)炊きです。私は弁当屋で1日2回以上炊いており、2升がちょうどよい容量でした。1升では足りない、3升だと大きすぎるという場合に2升はバランスが良いです。製造規模にもよるので、1日に必要な炊飯量から逆算して判断するのがおすすめです。
タイガーの業務用炊飯器の弱点は何ですか?
底に焦げが付きやすく、付属のパットを必ず使う必要があります。このパットが洗いにくいのが正直な弱点です。焦げ自体は保温時間が長いほど起きやすいため、炊きあがり後は早めに使い切るか保温を切ることで軽減できます。
業務用炊飯器と家庭用炊飯器、弁当屋にはどちらが向いていますか?
業務用の方が向いていると思います。1日複数回の炊飯に耐える耐久性、大容量による一度の処理量、シンプルな構造による清掃のしやすさが業務用の強みです。ただし家庭用のような予約タイマーがないため、私はスマートプラグとAlexaを組み合わせて時間管理をしています。