2店舗にAlexaを置いて、毎日使い続けています。主な用途はタイマー・計算・買い物メモ・店舗間トランシーバー・時計代わりの5つ。特に調理中は手が濡れていたり食材を持っていたりで手を止められない場面が多く、「声だけで操作できる」という単純な特性が毎日効いています。
AIチャットのような高度な会話はできません。ただ「決まったことを確実にやってくれる」という点では、調理現場に非常に向いていると感じています。
前提:手が止められない場面が多い調理現場
私は人口5万人未満の地方都市で弁当・惣菜店を2店舗営んでいます(詳しくはこの人について)。調理中は食材を持っていたり、手が濡れていたり、油がついていたりと、スマートフォンをすぐに触れない場面が多くあります。
「タイマーをセットしたいのに手が止められない」「計算したいのにすぐ電卓を触れない」——そういう状況を解消したくてAlexaを導入しました。
一番使っているのはタイマー——名前付きで複数同時管理
用途の中で断トツに使っているのがタイマーです。ポイントは名前を付けて複数のタイマーを同時に走らせられること。
たとえば「6分タイマー ゆで卵」をセットしてすぐに「3分タイマー から揚げ」と続けて声をかけると、2つのタイマーが別々に動きます。タイマーが鳴るときも「から揚げタイマー」とデバイス名で教えてくれるので、どれが鳴ったか瞬時にわかります。
スマートフォンのタイマーでも似たことはできますが、手を止めずに声だけでセットできるという点は、調理中は決定的な差になります。
計算も声でできる——手が濡れていても止まらない
食材の計量や分量の調整をしながら計算したいとき、手を拭いて電卓を出す手間がなくなりました。「アレクサ、800かける1.08は?」と聞けばすぐ答えが返ってきます。
地味ですが、仕込みの途中でこの「手を止めずに計算できる」が積み重なると、作業のテンポがまったく変わります。
買い物メモを声で追加する
仕込み中に「あ、〇〇が切れそう」と気づいても、手が離せなくてメモできない——という状況がなくなりました。「アレクサ、買い物リストに〇〇を追加して」と言えば、Alexaアプリの買い物リストに即座に追加されます。
仕込みが終わってから「何が必要だったっけ」と思い出す手間がなくなり、気づいた瞬間にメモできる状態が続いています。
2店舗間のトランシーバー代わり——Drop-In機能
これが最も「Alexaらしくない」使い方かもしれませんが、一番驚いた機能です。Drop-In(ドロップイン)という機能を使うと、「アレクサ、〇〇店にドロップイン」と声をかけるだけで別店舗のEchoに即接続できます。
電話をかけて相手が出るのを待つ、という手順がなくなりました。インカムのような感覚で、呼びかけてすぐに会話が始まります。2店舗間の細かい連絡が驚くほど楽になり、今では完全にトランシーバー代わりとして定着しています。
時計のなかった店舗に設置した
2店舗目を開いたとき、厨房に時計がありませんでした。Alexa対応の時計型デバイスを設置することで、時刻の表示とAlexa機能を1台で兼ねることができました。
わざわざ壁掛け時計を別途買う必要がなくなり、コンセントひとつで時計+タイマー+計算+Drop-Inが揃いました。
Alexa対応 時計型デバイス
時刻表示+Alexa機能が1台で揃います。コンセントひとつで時計・タイマー・計算・Drop-Inに対応。厨房への設置に向いています。
Amazonで見る ※ 当サイトはアフィリエイト広告(Amazon.co.jp)を利用しています。正直な弱点:会話の深さには限界がある
良いことだけ書くレビューは信用できないので、本音を書きます。Alexaの弱点はAIチャットのような会話ができないことです。
「タイマーをセットして」「計算して」のような決まった命令は確実にこなしてくれます。ただ、文脈をくんだやり取りや、曖昧な質問に対する柔軟な回答は期待できません。「ちょっと相談したいんだけど……」という使い方には向いていません。
ただ、裏を返せば「決まったことを確実にやる」という点では非常に信頼できるです。タイマーを間違えてセットすることも、計算を間違えることも、Drop-Inで繋がり損ねることも、ほとんどありません。調理現場で求めるのはこの「確実さ」なので、弱点としての影響は限定的だと感じています。
また、SwitchBotと組み合わせてエアコンや照明を声で一括操作する使い方もしています。こちらはSwitchBot レビュー記事で詳しく書いています。
まとめ:「声で操作できる」という単純な強みが調理現場に効く
Alexaを使い続けている理由は、機能が高度だからではありません。手が離せない状況でも声だけで動かせる、ただその一点です。
タイマー・計算・買い物メモ・トランシーバー・時計——どれも単体では地味な機能ですが、調理現場という「常に手が塞がっている」環境では、この5つが毎日確実に仕事をしてくれます。
Amazon Echo(Alexa)
タイマー・計算・買い物メモ・Drop-In(トランシーバー)に対応。手が離せない調理現場での「声だけで操作できる」という強みが毎日効きます。
Amazonで見る ※ 当サイトはアフィリエイト広告(Amazon.co.jp)を利用しています。よくある質問FAQ
Alexaは飲食店の調理現場で本当に役立ちますか?
役立ちます。特にタイマーと計算は、手が濡れていたり食材を持っていたりで手を止められない場面で効果が大きいです。私は開業から毎日使い続けており、「声で操作できること」の価値を調理現場で実感しています。
複数のAlexaをトランシーバー代わりに使えますか?
使えます。「Drop-In(ドロップイン)」という機能を使うと、呼びかけるだけで別のEchoデバイスに即つながります。電話をかける手間なく、インカムのような使い方ができます。私は2店舗間の連絡にこの機能を使っており、スタッフとのやり取りが格段にスムーズになりました。
Alexaで複数のタイマーを同時に管理できますか?
できます。名前を付けてタイマーをセットすれば、複数のタイマーが同時に走ります。たとえば「6分タイマー ゆで卵」をセットしてすぐ「3分タイマー から揚げ」と続けて言えば、それぞれ名前付きで管理してくれます。タイマーが鳴るときも「から揚げタイマー」と知らせてくれるので、どれが鳴ったか一目でわかります。
AlexaはSwitchBotなどのスマート家電と連携できますか?
連携できます。私はSwitchBotを使ってエアコンや照明をAlexaから一括操作しています。「アレクサ、エアコンつけて」と声をかけるだけで遠隔操作できます。SwitchBotとの連携についてはSwitchBot レビュー記事で詳しく書いています。