正直レビュー

事業用カードを2枚に絞った理由——コストコカードとPayPayカードで仕入れと日常払いを完全分離

この記事の結論

事業用カードはコストコカード(仕入れ専用)とPayPayカード(日常払い専用)の2枚に絞り、私用カードとは完全に分離しています。

枚数を絞ったことで経費の仕分けが格段に楽になりました。「このカードに来た明細はすべて事業費」と割り切れる状態が、経理の手間を減らす一番の近道です。

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事業用カードの枚数
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私用との混在(完全分離)
3年目
この構成で運用継続中

楽天ビジネスカードを選ばなかった理由

私は人口5万人未満の地方都市で弁当・惣菜店を2店舗営んでいます(詳しくはこの人について)。経費管理の実態はこちらの記事に書きましたが、今回はカード選びの話です。

事業用カードを選ぶとき、最初に候補に上がったのは楽天カードのビジネス版でした。ポイント還元率が高く、知名度もある。ただ、私用でも楽天カードを使っていたため、同じ楽天経済圏に事業と私用が混在することへの抵抗がありました。明細を見たとき「これは事業費か私費か」と都度判断しなければならない状況は、確定申告のたびにストレスになります。

だから「事業用口座・事業用カードは、私用と完全に別の会社・サービスにする」という方針に決めました。PayPay銀行を事業口座として使っているので、PayPay系でまとめる選択が自然でした。

コストコカード——仕入れの「楽しさ」も選んだ理由のひとつ

仕入れ専用として使っているのがコストコカード(Mastercard)です。

選んだ理由はいくつかあります。まずコストコでのポイント還元率。仕入れで頻繁に利用するため、ポイントが自然に貯まります。次に、食材の質。私は「ワンランク上の弁当」を目指していて、食材にはこだわりたいという思いがあります。コストコには業務用サイズながら質の高い食材や、他では見かけないものが揃っていて、仕入れの選択肢として合っています。

もうひとつ、正直に言うとコストコに行くこと自体が息抜きになっているのも理由です。広い売り場、非日常感、アミューズメントパークのような雰囲気——仕入れという業務でありながら気分転換になる。小商いを長く続けるには、こういう「仕事の中の楽しさ」も案外大事だと思っています。

コストコカードの微妙な点

Mastercardブランドなので、VISAしか使えない場面では使えません。実際にそういう状況に遭ったことはほぼありませんが、ゼロではない。これは事前に把握しておくべき点です。

PayPayカード——クレカ非対応でもPayPayが使えるから

日常的な支払い全般に使っているのがPayPayカードです。

最大の理由はPayPayの普及率です。クレジットカードは使えなくてもPayPayは使える、という店は地方にもまだ多くあります。楽天PayやauPayと比べても、PayPay対応の店の多さは体感として明らかです。カードとしての決済に加えてPayPay残高への連携もスムーズなため、実質的な支払いのカバー率が上がっています。

PayPay銀行を事業口座にしているとの相性もよく、入出金の流れが一元管理しやすいのも選んだ理由です。

PayPayカードの微妙な点(でも慣れると気にならない)

カードの表面にクレジットカード番号が印字されていません。オンライン決済などでカード番号が必要なときはアプリを開いて確認する必要があります。

最初は「一手間」と感じましたが、使い続けると逆に利点に思えてきました。アプリからコピーできるので打ち間違えがない。カード番号を人に見られるリスクもない。「しいていえば」の不便ですが、慣れると気になりません。

2枚の使い分けまとめ

カード主な用途選んだ理由微妙な点
コストコカード
(Mastercard)
食材・消耗品の仕入れ コストコでのポイント還元・食材の質・仕入れが息抜きになる VISAのみの店では使えない(稀)
PayPayカード 日常の事業払い全般 PayPayの普及率・PayPay銀行との連携・私用との完全分離 カード番号が表面に非印字(アプリで確認)

まとめ

事業用カードを選ぶうえで一番大事なのは、私用と明確に分けられるかどうかだと思います。どのカードが優れているかより、「このカードの明細はすべて事業費」と割り切れる状態をつくることが、経費管理の手間を減らす近道です。

2枚という枚数も、多すぎず少なすぎず、今のところちょうどいい落としどころです。用途ごとに1枚ずつ決めておくと、明細を見たときに判断が不要になります。

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よくある質問FAQ

個人事業主の事業用カードは何枚持つのが適切ですか?

用途ごとに1枚ずつ、多くても2〜3枚に絞るのが管理しやすいと思います。枚数が増えると経費の仕訳が煩雑になるため、私は仕入れ専用と日常払い専用の2枚に統一しています。大事なのは枚数より「何に使うか」の用途を明確にしておくことです。

事業用カードと私用カードは必ず分けるべきですか?

分けることを強くおすすめします。同じカードに事業と私用が混在すると、確定申告のたびに明細を仕分ける作業が発生し、見落としやミスの原因になります。カードを分けるだけで経費の把握が格段に楽になります。

コストコのカードは個人事業主の仕入れに使えますか?

使えます。コストコは業務用サイズの食材や消耗品が多く、飲食店の仕入れに向いている品目もあります。コストコカード(Mastercard)はコストコでのポイント還元率が高いため、頻繁に仕入れに行く業種には相性がいいと思います。

PayPayカードを事業用に使うメリットは何ですか?

PayPay残高へのチャージや支払いと一体管理できる点が大きいです。クレジットカードに非対応でもPayPayが使える店は多いため、実質的な決済カバー率が上がります。PayPay銀行を事業口座として使っている場合はさらに連携がスムーズです。