正直レビュー

開業時にレジをAirレジにした理由と、弁当屋が2年使った正直な感想

この記事の結論

小さな弁当屋の最初の1台として、Airレジは合理的な選択でした。決め手は初期費用0円・iPad1台で完結・利用者が多く情報が豊富の3つ。私は開業と同時に導入し、2年使い続けています。

一方で正直に惜しいのは、サポートが自己解決寄りで聞きにくい点と、カスタマイズの自由度が低い点。この記事では、2年使った一次情報として「向く人・向かない人」を本音で書きます。

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初期費用
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月額利用料
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私の利用歴

前提:開業と同時に入れて、2年使い続けている

はじめに立場を明確にしておきます。私は人口5万人未満の地方都市で弁当・惣菜店を2店舗やっていて(詳しくはこの人について)、Airレジは開業と同時に導入しました。つまり「他のレジから乗り換えた」のではなく、最初からこれ一本で2年間やってきた立場です。

だからこの記事は「導入前後でこう変わった」という話ではありません。これからレジを選ぶ人に向けて、最初の1台にAirレジを選んだ理由と、2年使って分かった本音をお伝えする内容です。

念のため事実を整理しておくと、Airレジはリクルートが提供する無料のPOSレジアプリです。アプリ利用料は初期費用・月額ともに0円で、iPadまたはiPhoneにインストールして使います。決済サービス「Airペイ」や会計ソフト(マネーフォワード・freee・弥生など)と連携できるのも特徴です。

なぜ開業時にAirレジを選んだのか(3つの理由)

理由①:初期費用が0円だった

開業時は、1円でも固定費を抑えたい時期です。レジに数十万円かける余裕は、正直ありませんでした。Airレジはアプリ利用料が初期費用・月額ともに0円。手元のiPadさえあれば、レジ機能そのものにはお金がかからない。これは開業者にとって、とにかく大きい。

もちろん、レシートプリンターやキャッシュドロアを揃えればその分の費用はかかります。それでも「レジソフトに毎月固定費を払い続ける」状態を避けられるのは、小商いには効きます。

理由②:iPad1台で完結する

うちのような小さな店に、大きな専用レジ機を置くスペースはありません。AirレジはiPad(またはiPhone)だけでレジが成立します。会計も売上管理もタブレット1枚。レジ周りがすっきりするのは、狭い店ほどありがたいポイントでした。

理由③:利用者が多く、情報が豊富だった

これは地味ですが、実は一番効いている理由です。マイナーなPOSを選ぶと、困ったときに調べても答えが出てこない。Airレジは利用店舗が多いぶん、ネットに使い方や事例が大量にあります。「これどうやるんだ?」を検索一発で解決できる安心感は、初心者ほど価値が高い。後述するサポートの弱点を、この情報量がかなり補ってくれています。

2年使って「これは良かった」点

弁当屋は、その日作ったものをその日に売り切るスタイルで、途中で作り足しはしません。商品構成もシンプルです。この使い方なら、Airレジの機能はむしろ過不足なく合っていました。

  • 会計が速く、レジ締めが楽。日々の売上が自動で集計されるので、手計算の精算から解放されました。
  • Airペイ連携で二度打ちが消えた。会計金額が決済端末に自動で渡るので、キャッシュレス会計の打ち間違いが起きません。
  • 会計ソフトへの売上連携が効く。売上データを会計ソフトへ自動で取り込めるため、経理がかなり軽くなりました。(この連携の具体的な話は、別記事のマネーフォワード編で詳しく書く予定です。)

正直に惜しい点(2年使って感じた本音)

良いことばかり書くレビューは信用できないので、ここからは本音です。私が2年使って「ここは惜しい」と感じたのは、はっきり2点あります。

惜しい点①:サポートが聞きにくい

窓口(電話・チャット・店頭カウンター)自体は用意されています。ただ私の体感では、「すぐ人に聞いてその場で解決」よりも、自己解決が前提に感じる場面が多かったです。急いでいるときに限って繋がりにくい、という小商いあるあるも経験しました。

結局、たいていの疑問は公式FAQや他店のブログを検索して自力で解決しています。裏を返せば、「理由③の情報量」がこの弱点をカバーしているとも言えます。サポートに手厚さを期待する人は、ここは割り切りが要ります。

惜しい点②:カスタマイズの自由度が低い

Airレジは「決められた枠の中で、シンプルに使う」思想のアプリです。万人が迷わず使える反面、独自の運用に細かく合わせ込もうとすると、すぐ頭打ちになります。私のように「ここはこう動いてほしい」が多いタイプには、物足りなさが残りました。

ただ、これは私の解決策がはっきりしています。レジの中で全部やろうとせず、足りない部分はレジの外で自作する。実際、注文管理や生産計画はGASで別に組んでいます(その話はGASで注文管理を自動化した話に書きました)。Airレジは「会計の入口」と割り切り、その先は自分で仕組み化する。この使い分けで、不満はほぼ消えました。

向く人・向かない人

向いている人向かない人
初期費用をかけたくない開業者レジ内で複雑な運用まで完結させたい人
小規模で、iPadで運用できる店Android端末で統一したい人
まず最小構成で始めたい人手厚い人的サポートを最優先する人
会計ソフト連携で経理も楽にしたい人細かいカスタマイズが必須の人
私が実際に使っているもの

Airレジ(無料POSレジアプリ)

初期費用・月額0円。iPad / iPhoneがあれば、最小構成で今日から試せます。「まず無料で1台」を探している開業者・小規模店に向いています。

Airレジの公式情報を見る ※ 当サイトはアフィリエイト広告(A8.net / もしもアフィリエイト)を利用しています。

まとめ:最初の1台としては、いまでも勧められる

2年使った正直な結論として、小さく始めたい店の「最初のレジ」なら、Airレジはいまでも勧められます。0円で始められて、iPadで完結し、困っても情報が豊富。開業時の私には、この合理性が刺さりました。

弱点である「サポートの聞きにくさ」と「カスタマイズの低さ」は、情報量と、レジ外での自作でカバーできる範囲だと感じています。逆に、レジ単体で複雑な運用まで完結させたい人には、最初から別の選択肢を検討する価値があります。あなたの店がどちらかは、上の表で判断してみてください。

よくある質問FAQ

Airレジは本当に無料で使えますか?

アプリの利用料は初期費用・月額ともに0円です。ただしレジとして使うにはiPadまたはiPhoneが必要で、レシートプリンターやキャッシュドロアを揃える場合はその分の費用がかかります。アプリ自体が無料、というのが正確な理解です。

Airレジは弁当屋や小規模の個人店に向いていますか?

向いています。初期費用をかけずに始められ、iPad1台で完結するため、開業時や小規模店の最初の1台として合理的です。私自身、開業と同時に導入して2年使い続けています。

Airレジのサポートは充実していますか?

電話・チャット・店頭カウンターなど窓口はありますが、私の体感では「すぐ人に聞いて解決」というより自己解決寄りです。ただ利用者が多く情報が豊富なので、たいていの疑問はネット検索で解決できるのが実情です。

Airレジは細かくカスタマイズできますか?

自由度は高くありません。決められた枠の中でシンプルに使う前提のアプリです。独自の運用に細かく合わせ込みたい場合は物足りなく感じるため、私はレジ外の部分をGASなどで自作して補っています。